2012-04-16 『ぬくもり』言葉の展覧会1298 まだぬくもりがありますよ かけつけた老妻は涙して頬をさわった 「ああ、あたたかい。・・・・」 ぼくもさわった 「あたたかいですね。まだ生きてはるみたい」 現世のことはすっかり捨てて 毎朝お経をとなえていた あの仏のように おだやかに しずかに 永遠を眠っている ※山口県宇部にて義父が他界する。92歳。