『津波てんでんこ』言葉の展覧会1271

も、もう、もういまは
だ、だいちのの
ど、ど、ど、どうらんき
い、いつ
な、な、なにがお、おこるか
だから、あんぜんとか、あんしんを
ぜったい、たよらないこと



きずなっていうけど
なにがきずななのか
きずなは
あなたをしんじている
わたしもしんじてくれているってこと
しんじることもできないのに
ことばだけによっていてもだめ
そのきずなにうらづけられての
津波てんでんこ



そら!逃げろ!!
わたしは自分の足で自分なりに
あなたも自分の足で自分なりに



※※大地の動乱期には津波てんでんこ※※

津波避難の教訓は、釜石市の小中生に見られたような各自、的確な避難行動だと思う。そのためには、身内や近所、同僚などとの絆を信頼で補強しておくこと。(加藤典洋「釜石が教えてくれたこと」(神戸新聞2月末)を読んで)