『想』言葉の展覧会1267

想いがふわふわと
ひろがっていくように
墨の色を薄くして
書こうと想ったのは
珈琲の美味しいカフェ「みゅーず」でのこと



窓際の隅っこに座っている若い二人
見るからにとてもいい感じ
「お互い想い合ってはる。ああ、いいなあ」
わたしはそのカップルを見て作品にしようと想いました
「想い」や「想い合う」ではなく、「想」
そう、「想」という一文字にしました
「想」はかってに考えてしまいます
字自体がものを言うのです
見ているといろんな意味が想い浮かんできます
「想」
ほら、浮かんでくるでしょう




神谷聲楓展
MUSEUM Cfe「みゅーず」(阪急中山駅南スグ)にて
     2012.3.1〜3.31