『あたため愛』言葉の展覧会1255

厳しい寒さのなかの
失意
それでも動く人たち
首を項垂れて
どうしようもなく



だからこそ
胸をはって
凍えるからだをあたため合い





2月19日

寒さでぶるっと目を覚ます
零下のぼくの田舎部屋
頭から布団にもぐりこむが
尿意を催してきたので思いきって雨戸をあけ外を見ると
屋根も畑も草もあたり一面真っ白な霜が降りていた
この寒さは春を孕んでいるが
厳しいものだ
ぼくはまた布団の中にもぐりこんで
じっと