『天空海闊』言葉の展覧会1247

海と
空の
境界線
迷子が彷徨っている
ぼくの住めるところはどこ?



どこでもない
どこだってすめるんだよ
この地球がふるさとなんだから



地球の温暖化?
ミニ氷河期の到来?
大地や気候が大きく揺さぶられ
迷子は不安の中



ぼくら生物の行く末はどうなるの
来し方をふりかえって問うてみる
海と空の境界線に
出てくる太陽が笑う
強い生きる力があればね
生かしてもらえるよ



迷子は誓う
海と天を抱くことを





※新潟の詩人、斎藤健一さんから2012年賀でいただいた色紙。