『中州の笹』 言葉の展覧会１１８５

川は流れる
水中のそこ　ここにころがる石、石、石
川は流れる
砂がたまり　できた中州
あちこちにころがる石、石、石
そのうえに繁茂する笹
流れる川の中のわずかな土をとらえて
生えている笹
なんというたくましさ
冬が来て冷たい風がびゅーびゅーふくのに
ものともしない

ぼくたち１５人はその笹を刈る
汗を流して笹を刈る
石を積んで「生」をつくるため
笹を刈る
刈る

刈っても刈っても
きっとまた生えるだろう
この生命力！！
そんな笹など
それを刈る人間など全く知らんふりで
川は流れる

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※今日は、「生」再現プロジェクトで武庫川中州で石積みをした。「生」も４代目になる。今年は、２代目、３代目とつくったが、台風・大雨のためにすぐ壊されてしまった。ああ、６年前に積んだ第１代目の「生」は１年半持ったんだがなぁ〜。まぁ、とにかく壊されても壊されても再生しよう、と大野良平さんと話している。ずーっと続けているぼくたちのテーマのひとつは「再生」だから。明日も続きをする。

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※以上の写真は、すべて去年の今頃（201012.4）のものです。今日は、カメラを持ってこなかったので撮れませんでした。