『P』言葉の展覧会1032

Pがぼくのもとにやってきたのはいつだったか。定かではないが、もうかれこれ20年以上にもなるだろう。どこかで一緒になったのでも呼び寄せたのでもなく、いつのまにか、気がつけば傍にいたのだ。ベターッとくっついている日もあれば、全く離れて何日も何ヶ月も会っていないときもあった。
でも最近は、少し距離を置いて、つかず離れず付き合っている。いや、そうではない。正確に言おう。Pは知らないうちにぼくの身体の一部になっていたのだ。じっと内に籠もっているときもあれば、時々顔を出したり外に出て大暴れしたりするときもある。だからぼくは毎日常にPを吐き出そうと孤軍奮闘している。




※これまでのメモを元に、9編の拙い詩を書いて言葉の展覧会(2月分)に載せた。
やはりまとめ書きはあかんな〜。
もう冬も終わりだ。