『一期一会の旅』言葉の展覧会1018

aiueokaki2011-02-14

加速加速の
すさまじい速さのなかで
前へ前へ
とは進まない
下へ下へ
深く深く
と内面に下降も深化もしない
それは混濁した加速のなかへ飛び込み
斜めにかいくぐり
曲がりくねってすり抜け
歴史の欲望を巧みに捉えて
見る目を肥やし
ひととき道連れの旅に伴う
一期一会の旅は
遠くを示しながら
限りなく広がる





※十数年ぶりにフリーライターの坂本和美さんから突然、電話があった。彼と最後に出会ったのは、岸本康弘さんと阪神大震災後の千里の太陽の塔がある万博会場跡だったそうだ(坂本さんがそう言ったので、あっそうだった、と思い出した)。いま、宝塚の岸本さん宅に間借りしている、とのこと。近いのでこちらへ自転車で来ると言うので早速、会うことになった。昨夜、深夜(午前1時過ぎ)まで大野良平さんらと映画撮影のための「生」の点灯作業
をやっていたし、早朝に奥方を仕事場近くに送って行ったりして眠たかったが、午前10時に会おうということになった。再会場所は、坂本さんが発見したカフェ「みゅーず」(阪急宝塚線中山駅南側前〜ぼくの自宅から歩いて10分のところ)。近況報告、情報交換、・・・昼に伊丹へ行かなければならないというのでめまぐるしい話。坂本さんは依然と変わらず、あちこち走り回って活躍しているようだ。また一杯やろう、ということで別れた。帰りに、「みゅーず」前で、彼の愛用(宣伝)自転車作品をパチリ。