『法のほうかい』 言葉の展覧会912
法が法を破り
組織が自己組織化し
仕立て上げられる悪人
ぐらぐら揺れて今にも倒れそうな土台
それでも自信たっぷりに振る舞っている
この人間の退化は止められない
最初にストーリーがあったそうな
保身のみがほしい
すっかり忘れられた心と志
ずれの発見があっても
罪のない人がもがき苦しんでも
直されなかった自己創作ストーリー
その上ストーリーに合うように
書き換えられてしまった
怪談のような改ざん
法が法をないがしろにして
いちぶのお上だけがうるおう
こんなくにはやがて大破局
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