『梅雨の格差』 言葉の展覧会883

aiueokaki2010-07-04

やあ
久しぶりです
お元気でしたか
ぼくの方 とても元気でした
元気過ぎてこの日記がつけられませんでした



久方ぶりにマイ・ブログを立ち上げて打ってみる
隣室のテレビではサッカーと相撲と選挙が絶えずリピートされている
もう7月なんだな
あれこれ吹き出してきた5月が行き
めまぐるしい6月も去ってしまった
ぼくはいま どこにいるのか
そこで何をしようとしているのか
少し時間を気にしてみる



雨がよく降る
陽が出ながら雨が降っている
昨日は一日中降っていた
雨はよく見ていると
その向こうに世界を想起させる



世間をこまかく横目でみつめながら
閉ざされた競争空間を呪ってみたことがあった
ここではこまかな違いばかりを気にしていた
外への奇妙な無関心さとともに



だが



境界線がゆらいだかとおもえば変容して
基盤が失われてしまった
と 突如 見えてきた「不平等」と
見えない「平等」が行き場をさ迷いだした
豪雨の地方はやりきれない



壁を越える想像力
こうして可視化してみると
あの気遣いは何だったんだろう



だが未だ
梅雨空に中途半端にぷかぷか
浮いたままだ