『現代△ 2』言葉の展覧会796

それが胎動したのは
実はこうだった
ここに既存のあるPがあるとしよう
それは形式的で定型で
至上主義で自己完結していた
それゆえ権威がある
現代Pはそれらに対して
ノン
と顔を背けたのだ
いやそれら枠組みの外部に目を向け
外部との対話を始めたのだ
外部を引き受けよう
限定は無く
自由に


しかし今は
多様性の中に放り込まれ
趣味的なものに貶められて
存続している
それは極めて少数派で
蛸壺文化として