「ケータイ小説」言葉の展覧会690

街には物語が溢れ
毎日のようにもう一つの世界が蓋を開けている
カネになるだろうから
一発当てようとすぐ商品成果を出そうと
読むこともしないで
ピコピコと
われも書きたいわれも書きたい
それ故か
ただ目先だけの表面だけの
定型物語が巷にあふれ
ケータイを持ったサルたちが
ピコピコパコパコ
そして類型物語がうようよ
うろうろ