「負荷」言葉の展覧会585

よりおおく
いっぱいいっぱい
じゃぶじゃぶ使って
豊かになった


いまじゃこの国では
モノがあふれ
残った食べ物すら捨てている
大量に消費して大量に廃棄して
贅沢になったものだ
世界で餓死する人たちを想えば
なんとかなしいことか
(グローバルに見たら「賞味期限」切れなんて言えないんじゃないのか)


負荷は
まちからむらへ
北から南へ
先から後へ
人間から自然へ
現在から未来へ


エネルギーもモノも
限界線を越えているというのに
なんと浅ましいことか
なんと愚かなのか
私利私欲私服を肥やすことばかりおもわないで
ちょっとは世界のことを考えてみなよ
一部の富める者のために多くの貧しい者が奉仕しているという図式を


これからの新しいライフスタイルは
エネルギーをより少なく
より小さくなんだよ
そしてモノは共生を前提に
質に中味に