「茶道」言葉の展覧会357
お茶を奨め
飲む
言うならこれにつきるのだが
この日常的な行いをいろんな工夫を凝らす
日常の中に
非日常の時間を見出し
楽しむ
精神性を高め芸術性を高める
違った人同士が
ひとつの場を共有して
同じ型を繰り返す
型よりもっと大事なものは
そこに集う
人と人
歓待している気持ちが
相手に伝わり
人と人は
そこに一瞬だが
ひとつになる瞬間がある
お茶の中には本質が隠されていて
やがて生活の場はお茶だったことに気付く
そこでは言葉はまったくいらない
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