(山頭火風に)言葉の展覧会331

夜中の喉の渇きのかなしさよ

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夜中に飲む水のうるおい

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この世の渇きから救ってくれる一滴の水

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かき分けてもかき分けても薄い髪

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酔うて溝で寝ていたよ

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どうしようもない人間が住んでいるこの地球
     (凶悪事件のニュースを見て)





※(山頭火風に)