「メメントモリ」言葉の展覧会293

aiueokaki2007-09-08

朝が来て
昼が過ぎて
夜が来る
あらゆるものに「終わり」がある
あの空の向こうに
形のない花が咲いている
普遍的であろうとして
とるに足らない細部に棹されている
恋だ性だ愛だと言って気晴らしをし
気付かないうちに時間は過ぎる光陰矢の如し
生きていたら
周りの人が次から次へと死んでいって
欠損ができる
それを埋めるために商売人たちが走り回る
回復したかとおもえばまた慰め合った人が死ぬ
このようにして
朝が来て
昼が過ぎて
夜が来る


あなたは
余命
後何年?!




※写真は、大原章子さんの作品「The Tower of Gazing Eyes」。
  〜第9回宝塚現代美術展・店〜

        (宝塚マンガふぇすた2007)