「ひらひら歴史観」言葉の展覧会226

aiueokaki2007-07-03

ひらひらと
言葉が舞っている
空虚に
どこいくともなく


地に着いていないので
しらずしらずのうちに
わが思い込みの右の方向へ
ひらひら行くばかり


ひとりよがりの思考は以前のレジームなのだが
おおっぴらには言えないので
空の言葉だけが
ひらひら


中身はなんの謙虚さもなく
確実に歪んでいるので
だらだらのひらひらが
つづいてばかり


おまけにちゃんと分かっていない
連中ばかりを子分にしているので
愚かな火種が
あっちにぽっ こっちにぽっ


今日もまた
たるんでしまった歪み口から
不見識な火が噴いた