「繁栄神話」 言葉の展覧会124

天にとどこうとする
巨大なピラミッド
神々が崇められる地上の楽園
成長し秩序が保たれ調和し
街は人々の希望だった


ところが成長には限界がつきもの
じょじょにじょじょに
ゴミが堆積し水が汚れ
食料は減り病気が蔓延し干魃が起こる
そして貧富の格差
争い放火反乱
やがて街は炎につつまれて
自滅したという


古代都市
テオティワカン


残ったのは
繁栄の街の
神話だけ