2007-02-19 「お茶花」 言葉の展覧会92 光はぐらぐらと揺れ あなたの顔はぐにゃぐにゃになる 湯気がゆらりゆらりと立ち上がって 消えるあたりに硝子窓があって 向こうに梅の木が花をつけている 深緑の細やかな葉袋を落とすと 立ち篭めるお茶の香 もとに戻ったあなたの笑顔に 花を落とす *