「アルミニウムの鼓動」 言葉の展覧会80

みがいて
   みがいて
事物に近づこうと
そぎ落として
     そぎ落として
本源に至ろうと
不在の中に
風の中に
封じられたかたち
しかしそこに原初の精神があった
その単純素朴なかたちの中に
また新しい創造があった


アルミニウムの鈍い光の鼓動が
静かに
  静かに
世界の奥深くに脈打っている


自己の内面というフォルム
その質感は妙に目映くとくとっくと




※『今村輝久展』没後3年
 豊中市民ギャラリー
2007年2月6日(火)〜11日(日)10:00〜19:00(最終日は〜17:00)


今晩、オープニングがあって一杯飲む。篠原克治さんや山川さん、高市さん、田路さん、阪上義太郎さんらと歓談。
大野良平さんと帰る。