特攻隊v.s.女子高生 永遠のハイティーン対決!(中ハシ克シゲ 展 

山本淳夫さんより、こんなメール(中ハシ克シゲ展2回目の)が来た。先日の新聞(毎日新聞)にも載っていたなぁ。行きたいが、この土、日は用事がある〜。
滋賀県立近代美術館の山本です。あす、現在滋賀県立近代美術館で開催 中の「中ハシ克シゲ展 ZEROs −連鎖する記憶−」 (11/12まで)の関連企画が下記のとおり開催されます。通常の 展覧会では決してありえない異色のパネラーによる、本展のハイライト のひとつです。

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特攻隊v.s.女子高生 永遠のハイティーン対決!(中ハシ克シゲ 展 関連トーク・イベント)
「OHKA-43b」関連トーク・イベント
日時:10月15日[日] 14:00〜
会場:滋賀県立近代美術館講堂
講師:大西直次、尾上州廣(もと特攻隊員・桜花四三乙型搭乗員)×比 叡山高等学校新聞部OG(叡光新聞第139号 編集チーム)
*聴講無料

このトーク・イベントは、比叡山から飛び立つはずだった幻の特攻機を モチーフにした新作「ZERO Project OHKA-43b / Hieizan」に関 連するもので、プロジェクトの一環として開催されます。

・大西、尾上の両氏は、比叡山上の秘密基地で、当時最新鋭のジェット 特攻機「桜花四三乙型」の搭乗員として実際に訓練を受けておられまし た。1945年8月15日の終戦により、間一髪で出撃を 免れた生き証人です。初期型の「桜花一一型」は沖縄戦に投入されたい わば人間爆弾で、実戦使用された世界で唯一の航空特攻兵器であり、あ まりにも非人道的なことから、米軍から「BAKA BOMB」とあだ名 されていました。

・それから約半世紀後の2004年、比叡山のふもとの比叡山高校で は、かつて山上に存在した幻の特攻基地に取材した学校新聞「叡光新聞 第139号」が刊行されます。同紙は高校生の編集ながらたいへん 優れた内容で、当時滋賀県高校新聞コンクールで優良賞と部会長賞を受 賞しました。今回、当時の編集チームからOG3名がトークに参加 し、取材当時のエピソードや、率直な質問をもと特攻隊員のお二人に投 げかけます。

・このトーク・イベントの大きな特徴は、パネラー全員が「特攻」に関 わっていた当時、十代後半だったという事実です。戦争と平和という両 極端な環境のもとに、人生で最も多感な時期を過ごした、いわば時空を 超えたハイ・ティーン対談です。

■お問い合わせ■
滋賀県立近代美術館
〒520-2122大津市瀬田南大萱町1740-1
tel. 077-543-2111
fax. 077-543-4220
担当:学芸課 山本淳夫 acchan-y@leto.eonet.ne.jp
http://www.biwa.ne.jp/~sg-kinbi/

■中ハシ克シゲ・ブログ■
http://blog.livedoor.jp/nakahashi_project/