表現することは生きる力になる

aiueokaki2005-08-23

  絵本作家のはたよしこさんと話をした。
 はたよしこさんは、全共闘世代の精神を未だ持続している方である。思いたったら最後自分のしたいことに猛突進する(これが全共闘世代の精神???)。努力の末、15年前にアートサポートの「すずかけ絵画クラブ」を発足させたり、ボーダーレス・アートギャラリーに携わったりで、垣根を越えたアート空間現場を模索している。「アートはいろんな垣根を取っ払う力をもっています」。う〜ん、そうなってほしいなぁ。
 はたさんは20年程前に、障害を持っている人の絵画と出会って、ものすごいエネルギーを感じ、「表現することは生きる力になるんだ」ということを目の当たりに見た。それから障害を持った人とアートを通じてのつきあいが始まったと言う。今は、ボーダーレスアートを根付かせるためにあっちへ走りこっちへ走りで孤軍奮闘している。障害者だけでなく健常者も美術作家も含めたアートを発信していこうということで、美術作家の森村泰正や陶芸家の宮川こうざんさんらとコラボレーション展を企画した。
 人は作品の魅力に惹かれて展覧会を訪れる。見る人にいろんなインスピレーションを与えるのが作品の力である。だからやるからには強度のある作品を展示したい。・・・。この考えはぼくも同じだ。いろんなものがボーダレスになりつつあるが、やはり大事なのは作品だ。ぼくも早く作らなくっちゃ。締め切りがせまってる〜!!


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 夕方、田舎の祖母に会いに行った。おばあちゃん、少し顔色がよくなっていた。立ちたい歩きたい、という意欲がでてきたみたいだ。さぁ、リハビリだ。


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 夜、岸本康弘さん宅へ行って、ブログというのを教えてあげた。そしてブログを立ち上げた。「ヒマラヤ学舎通信」〜岸本康弘のつれづれ便り〜である。夜遅くまでかかった。

※写真は、ネパールの岸本学舎と岸本さん。