「リトル・トリー」

aiueokaki2005-07-23

朝、裏山の灌木刈りをする。灌木というより笹といった方がいいかもしれない。もう笹が1メートル以上にもなっていて刈るのに力がいる。太陽のギラギラと合わせて汗が泉のようにわきだし、滝のように落ちる。1回休憩を取り、水シャワーを浴び、水をたらふく飲んでから再開。刈り終えたときは正午をまわっていた。もうヘトヘトで喉がカラカラ。水風呂に入った後、缶ビールをキューと空ける。これがうまかったのなんの。もう1缶、キュー! ああ、眠くなってきた。ちょっと昼寝を・・・、ああ、「リトル・トリー」を読まなくっちゃ・・・。

幼児期に両親を失ったリトル・トリーは、祖父母に育てられる。インディアンとして誇りを持って生きる祖父母に大切なことを学び、いろんなことを体験する。自然描写が上手く、生き方が素晴らしい。森の木々との対話。そしてそこに暮らす動物たちとの交流と共生。命ある物への限りない愛おしみ。それにしても白人の侵略と迫害は目を覆う。慣れ親しんだ土地を奪われ、与えられた土地に収容される。その大移動で死んだ兄弟や子を背負いながら歩かされる光景は耐え難い。 ・・・・・・

50ページ読んで、ばおばぶ読書会に出かける。星野さんがていねいに前講義してくれた後、みんなで話し合い、いろんな意見や感想を聞かせてもらった。つづきを早く読みたい。

いつものようにワイワイがやがやの夕食後、のじ・もえさんがきみたんの紙芝居「理髪店のおもいで」シリーズ1を見せてくれた。きみたんももの凄いバイタリティーだなぁ。よくこんなに次から次へと作れるものだ。
とにかく今日は充実した日だった。